東京都豊島区の経絡指圧普及会・指圧治療室
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うつ病と指圧治療

 新聞報道で「うつ病の人が400万人を突破…」という記事がありました。身近にもうつの話をよく耳にするようになり、うつは決して珍しい病気ではなくなったようです。この病気は半年くらいで良くなると言われてますが、実際に話を聞いてみますと結構長く悩んでいる人が多いようです。病院の治療を終了しても不調が取れずいまだにスッキリせず辛いと訴える人もいます。重症・軽症を合わせるとうつで悩んでいる人は相当数居るのではないでしょうか。このような時代を反映して、心の不調を抱える患者さんも治療院に訪れるようになりました。

指圧治療の効果

 

 指圧を希望される方をみると、病気の初期の方と後療法で希望される方が多いようです。したがって重い症状はないものの、どうもすっきりしないとか、ずるずる症状が続いていると訴える方が多いです。身体的には疲労感を訴えますが動けないと言うことはありません。したがって指圧は通常の全身指圧になります。指圧をして感じることは、うつの方には体中に圧痛がある事です。要するに体中に歪みがあります。これは言い換えれば「無理が体中にあるのだ」となります。心だけで悩んでいるわけではなく、身体全体に負担が掛かっているのでしょう。

 指圧による改善傾向を観察してみると、一回の指圧で劇的に何かが改善するというケースはまれです。また概して治療を開始して、ご本人が「軽快・改善」をお感じになるまで時間が掛かります。しかし指圧師側から拝見していますと、明らかに内部は改善されています。ただその実感がなかなか伴わないようです。そのような時は一年前の自分と比較して戴くと、その変化に気づかれます。ご自分が良くなっているのだと認識されると安心されそして自信も持たれるようです。そして更に治療が進むとそれまで暗い話題が多かったのが明るい話題がちらほら出始めます。外出したとか集まりに出たとかサークルに参加したとか話の内容が変化しだします。この段階でもまだスッキリはしないと訴えますが、日常生活が少しづつ変化してくるようです。

指圧をすると症状がどのように変化するのか整理してみました。

 1)肉体的には意外と早く変化する。しかし気持ちの実感はない。
   (普通は肉体的に好転すると、体調変化の自覚がある)
 2)体調変化は「一年単位」で比較しないと判らないこと。
 3)治療初期は「カラダの不調」の話しが多いが、治療中期からはカ
   ラダの話しから「人間関係や生活」の話しに変わってくること。
 4)初期はマイナスな発言が多いが、中期になると徐々に明るい会話
   に変化すること。
 5)治療後期になると厳しいライフイベントに遭遇しても、前向きに乗り
   切れること。また意欲も出ること。
 などがあります。

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まず不安を…
東洋医学って…
「うつ」改善の一例

 病院治療を終了されて3年ほど過ぎた方です。どうもスッキリしないと訴えられて来られました。お話をお伺いしてみると、現在の体力は50〜60%くらいかなとおっしゃっていました。疲労感があり、いまだに寝込むことも多いそうです。

指圧は一般の人と同じメニュー
 施術は全身指圧を中心とした施術です。それを最初の5回までは2〜3週間に一度の割合で受療して戴きました。「指圧を数回受ければ体調が変わるのでは…」と期待されがちですが、これはありません。うつの場合は体調の回復を実感するまで結構時間がかかります。最初の5〜6回くらいで各スジや腹部のツボなどには改善の徴候が現れましたが、ご本人には改善の自覚はありませんでした。尋ねても「変わらない…」とお答えになりました。

1年目は体調は不安定…
 最初の1年間は体調が不安定でした。当日のキャンセルも多かったりします。会話も不調の話題が中心です。1年が過ぎると指圧によるスキンシップ効果で信頼関係も出来上がり、内面的な事や日々の困った事などをお話しになるようになりました。スジやツボの状態も更に改善され、特に腹部は柔らかくなっています。でもまだ改善の自覚はありません。
 2年の終わり頃から当日のキャンセルが少なくなってきます。また会話もご近所の人と話したとか周囲の人との関わりの話題が出るようになりました。この時期になると四肢の筋肉はリラックスして腹部の緊張は取れています。東洋医学的には明らかに良くなっているのですが、それでも「体調はまだまだ…」とお答えになります。そこで「一年前と比べてどうですか」と聞きますと「そう言えば一年前と比べて粘り強くなった感じがする」とお話しになりました。うつの方は最終ゴールに視点があって、そこに到ってないと「まだまだ…」と判断されるようです。しかし過去と比較しますと「かなり良い」のです。

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指圧は治る土台をつくる。

3年目あたりから体調変化を自覚
 3年目になると自分のカラダの話題は殆んどなくなり、生活や周囲の人との関わりの話しが中心になりました。またそれに伴って生活が行動的になりました。とくにライフイベント(例えば引越しとか死別、葬式など)があっても、落ち込む事無く冷静に乗り切って行くようです。指圧で感じた事は良くなるための下地を作ったと言うことです。指圧で体調が少しづつ、それこそご本人も判らないくらい少しづつ良くなり、周囲の人と交われる体力や気力がついた。そしてさり気ない人間関係が病を少しずつ癒やしてくれた…。そういうことなのです。病を治す決め手はやはり周囲との良好な人間関係でした。「何気ない周囲からの『言葉がけ』が癒しになった」とおっしゃっています。指圧はそれを作るための土台づくりです。

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